家族でにぎやかな時間を過ごした家を、もういちど綺麗にしてやりたい

三十代の終わりに意を決して手に入れたマイホーム。

いつの間にか15年以上が経過し、ふと見れば出窓の下の角や排気筒の下に、うす墨を流したような黒い汚れが目立つようになっていた。

壁の黒ずみのイラスト

気になったので外壁をつぶさに観察してみると、北側では壁の下縁や基礎部分が緑に変色していて、壁面に小さなひび割れが見られる箇所もあった。

仕事に子育てにと慌ただしかった日々の中で、この家もまた私達家族に団欒の場を提供しながら、風雨に耐えてきたのだ。

子供達も成人し、いまは遠くの街で社会人として働き始めたり、まだ学生をしたりしているけれど、いつか誰かまたこの家で一緒に暮らすことなどあるだろうか。

いやそれでも、遠からずパートナーになる相手を連れて来るかもしれないし、結婚して子供に恵まれれば、孫の顔を見せに帰省してくれるかもしれない。そんな時に思い出の家が苔むしていたのではやっぱりマズいだろうなぁ・・・

などと考えながら、ポチポチと外壁の汚れについての情報を検索してみると、結構たくさんの人が同じような悩みを抱えていることが判った。

・外壁が色あせて、雨水の伝う箇所が黒ずんできた。

・外壁を触ったら、手に白い粉が付いた。

・モルタルの壁にひび割れが目立つようになってきた。

・外壁塗装って高そうで、ちょっと頼みにくい。

・塗料の値段や機能性がわかりにくい。

・飛び込み営業で屋根のサビや外壁の劣化を指摘された。

・キャンペーン期間内での工事契約を迫られている。

 

どうやら外壁の劣化を放っておくとひどいことになるらしい…

もともとDIYは嫌いではないので、当初は洗車に使っているケルヒャーで外壁を洗浄したり、ホームセンターで充填剤を買ってきてヒビを埋めたりしようかと考えていたのだけれど、どうもそんなに簡単なものではないらしい。

壁の黒ずみの原因は、主に雨水とともに付着した大気中のホコリとカビで、緑の変色はコケと藻類。いずれも外壁表面の劣化で定着しやすくなり、また発生しやすくなるので、洗浄をしても再塗装をしない限りは一時しのぎでしかないことがわかった。

更にひび割れは、深さの見極めによって塗装で対応したり、敢えて拡削してパテ埋めしたりするらしい。更にその塗料も機能性が色々で、壁材との相性も加味しながら、下塗り中塗り上塗りと使い分けるという。そして更に、用途に応じて防カビ剤などをブレンドすると言うから、どうやら素人のDIYでは対応できない感じだ。

とはいえ住まいの老朽化によって生じる不利益を考えると、やはり放置はできない。

心理的な問題点

・家の佇まいには家庭の状態が現れやすく、家屋の荒廃は家庭の荒廃を周囲に印象づける。

・薄汚れた家に暮らしていると心まで荒んでくる。

・親は気にならなくても、子供が家屋に劣等感を持っていることは多い。

機能的な問題点

・外壁塗装に含まれる樹脂が経年劣化し、塗装の色が褪せてツヤが無くなる。

・防水性が悪くなって壁材に水が浸透し、構造材まで腐食が進む。

・防水性が低下している箇所には苔や藻、カビが発生しやすく、劣化に拍車がかかる。

・シーリングの「やせ」や「ひび割れ」から水が入り込み、雨漏りの原因となる。

・屋根材のサビが広がり表面だけでなく内部にまで腐食が進む。

・外壁塗装のひび割れも雨水の侵入の原因となる。

 

悪徳業者の手口には注意が必要

ときどき郵便ポストに入っているリフォーム会社のチラシ。期間限定でお得な割引きキャンペーンが開催中だと書いてある。

いつかは車庫の前でタイヤ交換をしていたら、四五眼鏡の強面な男性が愛想笑いをつくって「旦那さん、お宅の屋根にサビが見えたんでお声掛けしたんですが、外壁も痛んでそうな感じですね。よろしければ無料でチェックさせてもらいますけど・・・」と話しかけてきた。

いかにも胡散臭かったので「せっかくですが親戚に工務店があるので」と話して引き取ってもらった。チラシの割引きキャンペーンにしても本当にお得なのかは怪しいものだ。

リフォーム業界は悪徳業者による被害が多いので、安易にセールスに乗ってしまうと、手抜き工事に大金を支払うことになりかねない。

よくある悪徳業者の手口

ダイレクトメールやチラシの配布

⇒安易に連絡を入れたら最後、執拗で人の心理を逆手に取ったセールス術で、掛かった獲物は逃さない。初めは安いことを言って、次第にアソコもココもと工事費を釣り上げ、結果的には相場の倍以上の工事費を支払う羽目になる。

飛び込み訪問セールス

⇒唐突に訪ねてきて外壁の劣化や屋根の錆などを指摘し「いま、ご近所の〇〇さんのお宅にも工事に伺っているんです。今月いっぱいはキャンペーンをやっていてお安くできますよ」などと施工を勧める。安易に依頼すると、ずさんな工事に対して目玉が飛び出るような請求書を受け取ることになる。

悪徳リフォームは概ね似たような手口で行われる。けれども当事者になる機会のまれな家屋の修繕では、たいがいの人が一般的な費用や悪徳業者のやり口を知らないので、取るべき防御策を講じずに施工を依頼してしまいがちだ。

 

適正な価格で工事を依頼するには相見積もりが不可欠

「相見積もり」というのはあまり耳慣れない言葉だけれど、例えば自治体などは公共工事や高額な物品を発注する際に、複数の専門業者から見積もりを取って、安いところに発注をかける。業者としてはなるべく利益をとりたいけれども、高い見積もりを出すとライバルに仕事を取られてしまうので、おのずと採算の取れるギリギリのラインで価格が決まるという仕組み。

住宅リフォームの費用は適正価格であってもけっして小さくはないので、個人でも複数業者に見積もりを依頼するのは外せないステップだ。現在はインターネット上で施工業者を仲介する「一括見積りサービス」あり、無料で利用できるので是非活用したいところ。リフォーム項目ごとの相場やビフォー・アフター事例、口コミなども参考にできる。


一括見積もりサービスのメリット

・インターネットを介した無料の見積もり依頼で、一定の基準を満たした複数業者の見積もりを取得できる。

・見積もりの比較検討は適正価格で工事を依頼するために極めて重要。 

・見積もり依頼はPCかスマホで簡単なフォームに必要事項を記入するだけ。

・実際の施工事例や施工費用を数多く確認できて、相場感を掴むことができる

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家は家族のささやかなランドマーク

くたびれた家を綺麗に再生する作業。

これまで頑張ってくれた家をいたわる思いで外壁と屋根の修繕を依頼したけれど、不思議と自分が慰労されているような気分にもなって、なんだか嬉しい。

家の外観が綺麗になることで自分がこんなに満たされた気分になるとは思ってもいなかったけれど、外壁と屋根の塗装だけでも色々な効果が得られた。

・家の中もキレイに片付けるようになった。

・他人を家に招くことに躊躇する必要がなくなった。

・家が綺麗になると花壇や生垣も綺麗にしたくなった。

・家が家族の象徴として輝きを取り戻し、人生の後半戦を生きる意欲が湧いてきた。

・新しい家庭をつくる子供達を、綺麗な家から送り出すことができる。

・帰省する子や孫を、思い出の多い住み慣れた家で迎えることができる。

 

一括見積もりサービスで心配だったこと

一括見積もりを利用するに当たって心配だった点がいくつかあったので、分かりやすいようにQ&Aにしてみます。

Q. 一括見積もりの中間マージンによって結局工事代が高くなるのでは?

A.無料で利用できる一括見積もりですが、サービス事業者の報酬は施工業者への紹介料で賄われます。

そうすると中間マージンを支払う施工業者としては、たしかに工事代金あたりの収益が目減りするので、「手抜き工事を助長するのではないか」と心配する声もあります。

けれども考えてみると、一括見積もりなどのようなサービスがなければ、施工業者は独自に営業スタッフを雇うなど、いずれにしても集客のための経費はかかってしまいます。

それをネット活用のプロフェッショナルへ外注していると考えれば、両者にとって win-win な分業が成り立っていることを理解していただけると思います。

さらに、実際に工事を行った方の評価が施工業者の選定にも反映され、サービス利用者に不利益のないような仕組みも確立されています。

Q. 信頼できる良心的な施工業者を紹介してもらえるのか疑わしい

A.基準を満たした全国の登録業者から、該当地域の優良施工業者の紹介を受けることができます。

Q. 一括見積もりは何社からも電話がかかってきて煩わしい。

A.相見積もりを依頼するメリットは、業者間の競争原理によって、工事価格を適正な範囲に収めることです。通常は2~3社の見積もりを取れば十分なので、何社からの見積もりを希望するかは、見積もりサイトでの依頼の際に指定しておきましょう。

 

一括見積もりサービスの良かった点

利用する際は疑心暗鬼だったけれど、実際にはたくさんのメリットがあって、ネット時代の恩恵を実感したサービスだった。

・施工業者の見積もりを個別に依頼する手間が省ける。

・複数見積もりの比較検討で適正価格での工事が可能になる。

・対面でセールスを受けた場合とは異なり、見積もり後に断りづらい思いをしなくていい。

・自治体に助成金が設けられている場合、対応可能な施工業者を選んで紹介してくれる。

・自ら主体的に施工業者を探すことで、虚偽の多いチラシや悪徳業者の押しの強いセールスを回避できる。

 

秋は外壁塗装の適期

外壁塗装を行うのには春や秋が適しているとのこと。塗料の乾燥が安定して仕上がりも良く、仕事がはかどるので工期も短縮できるという。もっとも職人さんとしても猛暑の夏や寒い冬より、暑からず寒からずの季節は気持ち良く仕事ができるだろうし、どうせなら工事が円滑にはかどる季節に作業をしてもらうのが得策。

当地のように間もなく降雪の冬を迎える東北や日本海沿岸は、外壁や屋根の工事は制限されるけれど、太平洋沿岸の地域は冬場も晴天が多いので、外壁や屋根に心配な個所のある方は早めの対応をおすすめします。

 

まとめ

屋根や外壁のコケ・ひび・カビはメンテナンスを促すシグナル。

放置してはいけない理由は、以下の3つに集約できると思います。

1.コケ・ひび・カビを見過ごして壁の内部が水で侵されると、構造材が腐食して家の耐震性能が低下してしまう。

2.悪徳リフォーム業者に付け入るスキを与えてしまう。

3.家屋の荒廃は家族の荒廃を招き、家族の荒廃は家屋の荒廃に現れる。

家の傷みは早めの手当が肝心。放っておくと壁材の張替えや構造材の補修が必要な事態を招いてしまい、補修の規模もその費用も大きくなってしまいます。家の寿命を延ばし安心して住み続けるためには、定期的なメンテナンスは不可欠です。

見慣れた風景の中の、見慣れた家。まだしばらくは子供達が「ただいま」と帰ってくる、少しくたびれたマイホーム。にぎやかだった頃の輝きを今一度よみがえらせてみませんか?

以下のリンクから見積もりサイトのご利用が可能です。

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